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蜘蛛の糸

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夏休み、退屈すると近所の藪に行き棒を振り回して蜘蛛の巣を残らず壊した。時にはふたまたの枝に蜘蛛の巣を掬い取り、トンボや蝶を採った。今も蜘蛛の巣を見かけると棒を探す。
蜘蛛の糸を束ねてぶら下がったという人がいる。そのときの長さが10数センチだという、何にくくりつけてどうやってぶら下がったのかその光景が不思議でならない。今も蜘蛛を見つけては近所の藪に放し巣を作るのを待ち糸を束ねている、蜘蛛は一定の密度を超えると共食いをする、その兼ね合いが難しい。
ナノミクロンの太さの糸を織ると非常に強固な布になり、いろいろな利用方法が考えられると言っている。
私は棒を探し、彼は束ねる。
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