Photo LOG

スズメバチ

666
山の中腹の草むらを突き進むと慰霊碑に突き当たり小学校の跡地を見下ろせるはずだった。わずかな木漏れ日が落ち記憶の中の小さな木は大きく変化していた。小さな羽音がした、数歩進むと大きな羽音に変わりスズメバチが飛来した。目の前1メートル位の位置に滞空した。目を合わせた、他の三匹は頭の周りを飛び交っている、目を合わせながら後ずさりする、スズメバチは滞空している距離を詰めては来ない、飛び交っていたスズメバチは滞空しているスズメバチと合流し滞空し始めた。
四匹と対峙した、さらに後ずさり一定の距離を越えるとスズメバチは藪の中に消えていった。以前は僕らの縄張り、遊び場だった。今はスズメバチが住んでいる。
BACK