雪原
スパティヒューム
眼
羽
蛾
霞む
月の道
波打つ光
雲と蝕と月
定まらない形と色
光は見えない
流れる雲・光は走る
北海道大学大学院文学研究科・芸術学講座
ギャラリーレタラ
東北関東大地震
雪降る海のこちら側
溶解する冬
五月雨の森
映る雲
雪降る海のかちら側
無音の流れ
流れが見えない流れ
凝固と溶解
果てなく引き受けること
湖
川面に落ちる無垢の光
乱れた大気と海と空
揺らぐ海原
黒にうごめくアンモナイト
生きるうごめく
雪原
固化された姿
凝視
霞む海と空
月光
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金魚
金魚
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夏
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金魚売
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天秤棒
712
谷間の炭鉱町に夏になると毎年天秤棒を担いだ金魚売のおじさんが現れた。ある年二匹買った、ビニール袋に入った金魚は美しく空を透かしてみると飛んでいるように見えた。
酸素のブクブクもなく水草を入れただけの水槽、時々水を入れ替える。横向きに泳ぐようになり、腹を上にするようになった、一匹が死んだもう一匹も元気がない、ある人が塩を少し入れると元気になるよといった。塩を入れると少しの時間元気に泳ぎ回った、そして死んだ。大人になる迄、塩を入れられて悶絶の苦しみを味わい泳ぎ回ったに過ぎないことに気づかなかった。あの時の金魚はいない、今も金魚は目にする。
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酸素のブクブクもなく水草を入れただけの水槽、時々水を入れ替える。横向きに泳ぐようになり、腹を上にするようになった、一匹が死んだもう一匹も元気がない、ある人が塩を少し入れると元気になるよといった。塩を入れると少しの時間元気に泳ぎ回った、そして死んだ。大人になる迄、塩を入れられて悶絶の苦しみを味わい泳ぎ回ったに過ぎないことに気づかなかった。あの時の金魚はいない、今も金魚は目にする。